プログラムのコード化までの作業では、本当にこのプログラムは動くのだろうかという不安が伴います。実際にコンピュータ上で動作し、思い通りの結果を得たとき、達成感を味わうことができます。
プログラミングでは、この達成感を味わうことが大切です。小さなプログラムでは「ウォー、動いた!」程度でしょうが、大きなプログラムで数ヵ月にも及ぶ苦労を味わっていると、曰く言い難い喜びが滲みでてきます。数日間この喜びに浸ることもできます。大抵の場合、次の苦労が待っていますが。
プログラムが動作することを確認して、設計やコード化の過程で抱いた不安が解消します。
理屈では分かっていても、実際に動くことを確認しない限り、自分の判断の正しさを実感できないのです。
実際に動き出しても、処理速度や利用者へのメッセージ、扱いやすさなどが評価されなければなりません。
プログラムがただ動きさえすれば良いだけでなく、プログラムの質にも配慮が必要になります。
こうした課題をクリアして、プログラムは完成へと近づきます。